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プロサーフィン世界最高峰のツアーであるWorld Surf League Championship Tour (WSL CT)は、第3戦「Corona Bali Protected」がインドネシアのバリ島で行われ、ファイナルデーを迎えた5月25日、五十嵐カノア(木下グループ)がアジア人として初の優勝を成し遂げました。
インタビューでは、「この日の為に厳しい練習を積み重ねてきた。ファーストラウンドで全く波に乗れず、今までやってきた厳しい練習や、ジムでの日々、自分に向き合ってサーフィンをしてきた時間について考えていた。今やっと全てが意味のあることに思える。この優勝はとても価値あることで、言葉では言い表せない。」と語りました。
五十嵐は、2016年に史上最年少の17歳で、アジア人で初めて参加資格を獲得。2018年のツアー最終ランキングは10位と着実に実力を上げてきており、今回の優勝で世界ランクは2位に浮上しました。
9月には日本(宮崎)で開催される国際サーフィン連盟の国別対抗戦「ISA World Surfing Games」に出場を予定しています。
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