IMGアカデミーは、施設を利用しているジュニア選手とその家族、スタッフ、卒業生、プロ選手、研究パートナー、地域の住民たちが使用できる世界レベルの複合施設の建設に着手しました。この最新式のスタジアムは2013年8月にオープン予定で、第1段階では増設工事が行われ施設が生まれ変わります。
観客席は5000席で最大1万人まで収容が可能となり、プロの使用するグランドと同種の芝が使用されるほか、TV中継用のライトを設置。8レーンの400メートルトラックの他に、サブスタジアムも併設されています。また、コーチ、マスコミが使用できるプレス席やラジオの中継ブース、特別席、大学で使用されるようなビデオボードもあります。野球用のスタジアムも新しくオープンする予定で、春季キャンプ施設にも匹敵する4面の野球施設建設に向けて道筋をつけるものとなるでしょう。
第2段階の施設は2013年12月にオープン予定で、3.7平方キロメートルの敷地にロッカールーム、会議室、事務所などの付属施設が入ります。
第3段階は、IMGアカデミーでの継続的な調査を希望しているパートナー企業のための調査研究施設や、サッカー、ラクロス、野球、アメリカンフットボールなど20以上の競技に使用できる新しい複合競技場が建設されます。
「ここ数年に渡って、我々は学術、競技における総合的な情報の発信だけでなく、IMGアカデミーでのキャンパスライフの経験も重視することで大きな進歩を遂げました。新しい大学形式の学生寮のオープンの1か月前には、5つの競技の大会会場となる複合施設が着工します。ジュニア選手たち皆が堂々と使用し、大会を楽しめる新しい施設を得ることができたのです」
(IMG Vice President 兼 Athletics Director /グレッグ・フィリップス)
ジュニア選手に経験させるだけでなく、施設は新しく設立したIMG パフォーマンスにも大きな影響を与えています。IMGパフォーマンスはIMGアカデミーのキャンパスに本部を置くIMGワールドワイドの部署の一つです。2012年に設立し、多くがIMGアカデミーで開催される100以上のスポーツイベントを手掛けてきましたが、そのイベントが今度は新しい施設で行われることになります。
IMG 7v7 National Championships、United Soccer League’s Super-Y、Super-20 North American Finals、the IMG National Baseball Classic、the IMG Lacrosse Nationalsなどです。新しい複合施設はIMGパフォーマンスが国内外の大会を誘致することも可能にするでしょう。
加えて現在、そして将来的にもパートナー企業が研究開発を発表していくためのチャンスも生み出します。最高レベルの研究を行うゲータレード、アンダーアーマー、エアウィーヴなどは、現在IMGアカデミーのキャンパスに拠点を置いています。
今後、そういったパートナーも希望すればキャンパス内で施設を広げることが可能になるのです。
「我々はキャンパスの拡大がジュニア選手とその家族、卒業生、スタッフ、また我々の家族や地元の人々にとっても意味があるということを大変うれしく思っています。新しい施設が、競技、イベントの制作、調査の進歩や発展、新しいトレーニング用品のデザインについての情報の発信に関係していくことで、IMGパフォーマンスが提供するものをより高めてくれるでしょう」
(IMGワールドワイドSenior Vice President 兼 IMGパフォーマンスManaging Director / サム・ズスマン)
IMG Academy http://www.imgacademy.com/
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