IMGがルジニキ・スタジアムに国際研究拠点を発足

IMG Worldwideは、モスクワのルジニキ・スタジアム、ロンドンのウェンブリー・スタジアムと協力してルジニキ・スタジアムにスタジアムマネジメントの国際研究拠点を開くことを発表しました。

本件の発表は、英国キャメロン首相のモスクワ訪問中の、9月12日にルジニキ・スタジアムにて行われ、契約は英国のグリーン商務大臣とロシアのパベル・コロボコフスポーツ観光副大臣により締結されました。

この国際研究拠点は、2018年のFIFAワールドカップに向けた13か所の競技場の建設計画をサポートするだけでなく、新しい競技場の運用設計、イベント管理、商業活動などあらゆる目的のための提案を行います。IMGはこの国際研究拠点においてマネジメントに関与することとなります。

IMGはウェンブリー・スタジアムの代理人としてセールスを行っています。さらに最近では、ルジニキ・スタジアム再開発のための商業戦略構築を一任されています。

ルジニキ・スタジアムは、モスクワの中心部からわずか15分の距離に位置し、1,800,000平方メートルの敷地に140の設備を有する世界でも最大級のスポーツ複合施設で、2018年のFIFAワールドカップで開会式、準決勝、決勝が行われる予定です。

IMGはスタジアムやスポーツ施設の商業活動、プロジェクト管理において世界をけん引する企業です。そのクライアントとしては、ウェンブリー・スタジアム、FCゼニト、ガラタサライ、FIFAワールドカップ2006でドイツに建設した多くのスタジアムのほか、サウジアラビア、上海など他にも多数挙げることがことができます。