アーノルド・パーマー、議会名誉黄金勲章を受章

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IMGクライアントとして最も所属の長いアーノルド・パーマーが、9月12日に国会議事堂で実施される特別セレモニーにて、議会名誉黄金勲章を受章した。

議会名誉黄金勲章は、アメリカ市民にとって最も栄誉ある章の一つである。本章の受章により、パーマーは歴史上スポーツ選手として初めて、最も高位な文民に与えられる3勲章の全てを授与した。パーマーは、ナショナル・スポーツ・アワードを1993年に当時のビル・クリントン大統領から受章し、大統領自由勲章を2004年にジョージ・W・ブッシュ大統領から受章している。

パーマーは、優れた功績者と貢献者に与えられる国民栄誉の中でも最も高い勲章とされる、議会名誉黄金勲章を受章する5人目のアスリートとなり、ゴルファーとしてはバイロン・ネルソンが本人の死後、2006年に受章して以来2人目となる。

捉えどころのない奇才な性格と、グリーン上で数々のドラマを演出してきたパーマーは、人生を通じて、マーチ・オブ・ダイムズ(小児麻痺救済募金運動)、自然保護活動、癌予防活動など、多数の慈善活動の支援にも力を入れてきた。彼はピッツバーグ大学医療センターに、アーノルド・パーマー・パビリオンを、そしてアーノルド・パーマー幼児病院およびウィニー・パーマー乳児・女性病院があるフロリダのオーランドにアーノルド・パーマー医療センターを設立した。

衆議院議長のジョン・ボナー、米国下院議員のナンシー・ペロシと上院議員のミッチ・マッコネル、ハリー・リードらが、パーマーの表彰に立ち会った。また、ジャック・ニクラウスとカントリーミュージックスターのビンス・ギルもセレモニーに参加している。

議案が委員会にあがるためには、上院、下院会員の2/3からの後援が要求される。黄金勲章の法令は2009年に制定されバラク・オバマ大統領により署名された。