ヘイキ・コバライネンがIMGとマネジメント契約

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IMG Worldwirdeは、F1ドライバーのヘイキ・コバライネンとマネジメント契約を締結しました。

フィンランド出身のコバライネンは現在30歳。マクラーレンやルノーを経て、ロータスに所属。今年、ケータハムで3シーズン目を迎えます。

IMGは、契約交渉、パートナーシップ、法律に関する業務、PR、マーケティングを含めたマネジメントサービスを提供します。過去3度F1ワールドチャンピオンに輝いたジャッキー・スチュワートのマネジメントを手がけたマーティン・アナイが今後コバライネンを担当することになります。

このコバライネンとの契約や、NASCAR雄一の女性ドライバーであるダニカ・パトリックとの契約が、IMGのドライバーマネジメント力をより強固にしていくことになるでしょう。

「コバライネンとの契約をとてもうれしく思います。彼は、2007年以降トップで活躍し続けています。そんな才能あふれる人気ドライバーをマネジメントしていくことが楽しみでなりません」 (IMGモータースポーツ マーティン・アナイ)

「IMGとともに戦うことになり、とてもうれしいです。IMGは業界を十分に理解したうえで広告契約を進めてくれています。それによって、より競技に集中し、エンジニアと共に過ごす時間が増えましたし、チームをF1王者に導くことに集中することができると思います」 (ヘイキ・コバライネン)

コバライネンは、キャリア初期にルノー・ドライバー・デベロップメントのサポートを受ける一方で、「Nissan Championship ワールド シリーズ 」で1勝を挙げ、さらにGP2でも2位に入るなど活躍。2006年にルノーとテスト・ドライバーとして契約を結ぶと、翌年にはルノーの一員としてF1参戦を果たしました。

F1に参戦後は、2007年に日本GPで2位に入り、その後マクラーレンに移籍。2シーズンをマクラーレンで過ごす間にハンガリーGPで初勝利を挙げ、2010年にロータス・レーシングに移籍。同チームは、2011年にチーム・ロータスとチーム名を替え、今年2012年はケーターハムというチーム名で参戦します。

「我々はIMGの長い歴史を持つモータースポーツに関するマネジメント力に自信を持っています。そして、コバラインネンとの契約によって更にIMGがモータースポーツ界と強固な関係を持つことができると信じています。コバライネンとの契約が長く素晴らしいものになることを願ってやみません」 (IMG ロバート・アームストロング)