ドイツ人テニス選手、ザビーネ・リシキのサーブ速度が210.8キロを記録し、女子テニスのサーブ最速記録でギネス世界記録に認定されました。
7月29日に行われたバンク・オブ・ウェスト・クラシック1回戦、アナ・イバノビッチとの対戦でリシキが放ったサーブは、WTA(Women’s Tennis Association)とSMT/IDS(SportsMEDIA Technology Information Display Systems)の認定を受け、リシキは世界最速サーバーとなりました。
前世界記録は、ビーナス・ウィリアムズが2007年の全米オープンで記録した207.6キロ。今年の全米オープンを間近に控え、リシキにギネス新記録達成の認定証が手渡されました。
2013年のウィンブルドンでは決勝進出、WTAタイトル獲得数3という輝かしい成績を上げているリシキは、2012年からヨネックスのVCOREラケット、Polytour Spinストリングを使用。また、14歳から現在まで、フロリダ・ブラデントンにあるIMGアカデミーでトレーニングを続けています。
「ギネス世界記録に世界最速サーブとして認定されて、とても光栄です。若いころから、サーブには力を入れてきたので、私の武器だと思っています。私の努力が認められてうれしいです。これからもサーブの向上に力を注いでいきたいと思います」 (ザビーネ・リシキ)
「ザビーネが放った210.8キロという驚くべきスピードのサーブは、素晴らしい記録です。この記録は女子テニス世界最速サーブという賞賛に十分に値するものであり、我々は喜んでギネス記録の認定証を授与したいと思います。現代のテニスの試合では、選手はかつてない速度でサーブ、ストロークを放ちます。ひょっとしたら、サビーネ自身がこの記録を更新することもあるかもしれません」 (ギネス世界記録広報)
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