10月27-30日の間、クラブ・デ・ゴルフ・ヴァルデラマにて開催された欧州ツアー競技アンダルシアマスターズにおいて、セルヒオ・ガルシアが先週に続き2週連続となる地元Vを達成した。今大会の勝利によりワールドゴルフランキング18位へと再浮上した。また、ライダーカップヨーロッパ代表における熾烈な出場権争いの先頭に立った。
先週のカスティーヨマスターズでは2位に11打差をつけての勝利し、今大会では同郷のミゲル・アンヘル・ヒメレス相手に強気のパターを武器に競り勝った。本大会、31歳のガルシアは残り3ホールで2位に3打差をつけていたが、ヒメレスが16番と17番ホールにて怒涛の連続バーディーで追い上げた。しかしながら、ガルシアは残り18番ホールで見事なパーセーブで逃げ切り、2週連続優勝を成し遂げた。
ガルシアは試合後に“この2週間はとても素晴らしく、本当にワクワクしました。また、再び闘志が湧いてきました。この2年間はコース内外でとても辛いことが多かったです。でも同時にゴルフだけでなく、人間として多くを学ぶことができた貴重な期間でした。そして今、本来自分がいるべき場所に戻ってこれた感じがします。生まれ変わったというと大袈裟ですが、息を吹き返したような新鮮な気持ちです。”とコメントしている。
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